このたび2022年2月20日(日)にWEBにて開催される第58回三重県透析研究会学術集会の当番幹事を拝命いたしました松阪市民病院の米村重則です。
2020年に端を発した新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で第57回は紙面上となり、2021年に予定していた第58回は1年延期とさせて頂き学会開催方法を模索しておりました。今回、確実に開催する方法として議論の末にZoomミーティングを用いて開催する運びとなりました。初めての開催方法ということもあり問題なく運営できるか不安な部分もございますが、皆様方のご協力のもとに万全の準備をして開催していく所存です。
今回、特別講演には東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター 上廣講座 特任教授の会田薫子先生に「エンドオブライフ・ケア―透析療法の見合わせと終了」をご講演頂くことになりました。会田先生は臨床倫理学・臨床死生学がご専門で、終末期医療において多方面にご活躍されております。透析療法に携わる医療従事者において、透析患者様の終末期治療を避けて通ることができませんので、今回のご講演は私自身も非常に楽しみにしております。
今回の研究会は初めてのWeb形式という新様式にもかかわらず特別講演・共催セミナー・一般演題の演者・座長をご快諾いただいた先生方、ならびに一般演題に応募いただいた先生方に心より感謝申し上げます。
未だ、新型コロナウィルス感染症の影響はしばらく続くものと思われます。コロナ禍が過ぎ安全が確保できる状況となりましたら、従来通りの開催が可能な日が確実に来ると思われます。本学術集会が会員の皆様にとって実りある有意義な会となりますよう願いつつ、会員の皆様には御指導・御支援賜わりますよう何卒、宜しくお願い申し上げます。
令和3年11月 吉日
当番幹事 米村重則
松阪市民病院